津田 拓海  研究テーマ:フィルタの繊維径や充填率が粒子の目詰まりと深層濾過性能に与える影響の数値解析
研究内容

 深層濾過は,粒子をフィルタ内部で保持する濾過機構であり,高効率かつ低圧力損失を達成するようなフィルタへの応用が期待される.既存の研究において,フィルタを構成する繊維の幾何学的構造が深層濾過性能に与える影響を時間発展的に調査したものは少ない.本研究では深層濾過の数値解析を行い,繊維構造と粒子沈着の関係を時間発展的に調査した.その結果,フィルタの最終的な捕集粒子数は繊維充填率の増加とともに単調に増加したが,過渡段階では,繊維充填率が最大でない条件において一時的に最も多くの粒子をフィルタ内に保持していた.このことから,濾過の過渡段階における粒子捕集挙動は,流速分布を含むフィルタ内の過渡的な流動特性の影響を受ける可能性が示唆された.

研究業績等

 【卒業論文】

 “単一粒子・単一繊維濾過解析に基づく深層濾過の粒子挙動に関する基礎研究”,京都工芸繊維大学,2025年2月.

 

 【国内会議発表】

  1. 津田拓海,福井智宏,“フィルタの繊維径や充填率が粒子の目詰まりと深層濾過性能に与える影響の数値解析”,日本機械学会 関西支部 第101期定時総会講演会,大阪,2026年3月.
  2. 津田拓海,福井智宏,“繊維フィルタにおける繊維径が深層濾過性能に与える影響の数値解析”,日本流体力学会 年次2025,大阪,2025年9月.
  3. 津田拓海,福井智宏,“深層濾過における粒子挙動が濾過性能に与える影響の数値解析”,日本機械学会 関西学生会 2024年度学生員卒業研究発表講演会,大阪,2025年3月.

 

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