本研究では，流れの非ニュートン性が2次元固定円柱周り流れに与える影響について解析を行った．支配方程式に正規化格子ボルツマン法，任意物体の形状表現に仮想流束法，非ニュートン流体のモデルにべき乗則モデルを用いた．解析を進めるにあたり，ニュートン流体における2次元平行平板間流れの解析および2次元固定円柱周り流れの解析，非ニュートン流体における2次元平行平板間流れの解析を行い，その結果から計算コードの数値的信頼性および物理的妥当性の確認を行った．これらの結果を基に，べき乗則モデルを用いた2次元固定円柱周り流れの解析を行い，非ニュートン流れの影響について調査した．

　【卒業論文】

　“べき乗則モデルを用いた二次元固定円柱周りの流体解析”，京都工芸繊維大学，2023年2月．