川端 優太  研究テーマ:分岐流路内の粒子挙動の数値シミュレーション
研究内容

 気管支喘息やCOPD等の呼吸器疾患に対する主な治療法は吸入療法であり,十分な薬理効果を得るためには,吸引薬の薬剤粒子が病変部位に到達される必要がある.従来の肺気道の薬剤粒子輸送に関する研究では,粒子は流線に従うという仮定のもとで,分岐部における粒子分配は巨視的な流量分配で近似されることが多いが,流路の分岐形状や粒子間相互作用力によっては必ずしも粒子が流線に従うとは限らない.そこで本報告では,粒子挙動解析を行うための基礎研究として,巨視的な流れ場の数値シミュレーション解析を行った.

研究業績等

 【卒業論文】

 “分岐流路内の単一粒子の挙動に関する基礎研究”,京都工芸繊維大学,2024年2月.

 

 【国内会議発表】

  1. 川端優太,福井智宏,“分岐流路内の粒子挙動の数値シミュレーション”,日本機械学会 関西学生会 2023年度学生員卒業研究発表講演会,大阪,2024年3月.

 

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