| 小林 柊 | 卒業論文:HyperWorksを用いた流体構造連成解析による血管の密度が脈波伝播現象における縦波の伝播速度に与える影響の調査 |
| 研究概要 | |
本研究ではHyperWorksを用いて流体構造連成解析を行うことにより,脈波伝播現象を再現し,血管の密度が脈波伝播現象中における縦波の伝播速度に与える影響を調査した.また本研究では具体的な内容として,血管の密度およびポアソン比が脈波伝播速度に与える影響,入力波形の波長が脈波伝播現象に与える影響,血管の密度が軸方向変位伝播速度(縦波伝播速度)に与える影響について調査した.数値シミュレーションについては前述の通りHyperWorksを用い,同ソフトで作成した構造モデル(血管),流体モデル(血液)を作成し,それらについて流体構造連成解析を行うことにより,血管および血液の双方向の与える影響が考慮された数値シミュレーションを行った.また解析ソルバーについて,血管はOptistruct,血液についてはAcusolveを用い,解析条件は時間幅0.1 ms,ステップ数4000すなわち400 msでの数値解析を行った.支配方程式については,流体については連続の式,ナビエストークス方程式,構造については平衡方程式を適用した.脈波伝播現象の再現については,円柱体である流体モデルの底面部を脈波の流入部とし,脈波を模した横軸時間,縦軸速度の正弦波を印加し,その速度波の伝播を発生させることにより脈波伝播を再現した.以上のような手順で解析を行い,血管の血管の密度およびポアソン比を変更した場合の,脈波伝播速度の理論式Moens-Korteweg式との比較,誤差率の算出,流入面での印加波形の波長が脈波伝播現象に与える影響,また血管の密度が血管壁を伝わる縦波の伝播速度に与える影響について調査を行った. |
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| 研究業績等 | |
【卒業論文】 “HyperWorksを用いた流体構造連成解析による血管の密度が脈波伝播現象における縦波の伝播速度に与える影響の調査”,京都工芸繊維大学,2026年2月.
【国内会議発表】
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