城迫 大輔  卒業論文:分散媒の非ニュートン性が懸濁液流れに及ぼす影響についての数値解析に関する基礎研究
研究概要

 流体の非ニュートン性が懸濁液流れに及ぼす影響についての基礎研究と称して,べき乗則流体が固定円柱周りの流れに与える影響についての数値解析を行った.支配方程式として粒子の運動に関するボルツマン方程式を離散化した2D9Vモデルの正規化格子ボルツマン方程式を用い,デカルト座標系における任意形状物体の表現方法として仮想流束法,流体の非ニュートン性の表現方法としてべき乗則モデルを採用した.検証問題として以下を取り扱った.格子ボルツマン法の検証として二次元平行平板間流れの解析,正規化格子ボルツマン方程式および仮想流束法の検証として二次元固定円柱周り流れの解析,べき乗則流体の定式化の検証としてべき乗則流体を作動させた場合の二次元平行平板間流れの解析を取り扱った.これらの検証問題を基に,べき乗則流体を作動させた固定円柱周り流れの数値解析を行い,べき乗則指数が及ぼす影響についての考察を行った.

研究業績等

 【卒業論文】

 “分散媒の非ニュートン性が懸濁液流れに及ぼす影響についての数値解析に関する基礎研究”,京都工芸繊維大学,2024年2月.

 

 【国内会議発表】

  1. 城迫大輔,福井智宏,“流体の非ニュートン性が物体周りの流れに及ぼす影響についての数値解析”,日本機械学会 関西学生会 2023年度学生員卒業研究発表講演会,大阪,2024年3月.

 

Memberのページに戻る

 

トップページに戻る