小嶋 航平  卒業論文:低レイノルズ領域における仮想流束法を用いた翼まわり流れの揚抗比の検討
研究概要

 本研究では,2次元疑似圧縮性ナビエ・ストークス方程式と仮想流束法を用いて,低Re数領域における翼まわり流れを数値シミュレーションにより解析を行う.支配方程式に2次元疑似圧縮性ナビエ・ストークス方程式,翼形状などの任意形状の物体の表現には仮想流束法を用いた.検証問題として,2次元固定円柱まわりの定常,非定常流れの解析を行い,計算コードの信頼性を確認した.翼まわり流れの解析については,今回はNACA0012翼,NACA0024翼,平板翼,NACA4405翼およびNACA4412をモデル化し,翼面上の圧力係数分布,揚力係数,抗力係数および揚抗比の算出を行った.また,それぞれの翼に迎角を与えた解析やRe数を変化させた解析を行い,得られた結果についての考察を行った.

研究業績等

 【卒業論文】

 “低レイノルズ領域における仮想流束法を用いた翼まわり流れの揚抗比の検討”,京都工芸繊維大学,2020年2月.

 

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