西田 拓矢 | 修士論文:デカルト格子仮想流束法による翼近傍流れの数値解析 |
研究概要 | |
数値解析では翼形状といった曲線を含む形状の解析には形状に合わせて格子を生成する境界適合格子が多く用いられている.しかし,格子生成に膨大な時間がかかるため,格子生成が容易なデカルト格子を用いた研究がなされているが,高精度な解析をするためには何らかの方法で物体形状を表現する必要がある.また大規模な計算を考えると,計算時間を短縮する必要が出てくる.そこで,本研究ではデカルト格子上において,物体形状を精度良く捉えるための手法として仮想流束法を用い,擬似圧縮性ナビエ・ストークス方程式による解析を行った.また広く用いられている擬似圧縮性ナビエ・ストークス方程式での非定常計算には基本的に反復計算を必要とするが,計算時間を短縮するために反復計算なしの擬似圧縮性ナビエ・ストークス方程式による解析を行い,反復計算ありの擬似圧縮性ナビエ・ストークス方程式による解析の結果と比較した. |
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研究業績等 | |
【卒業論文】 “翼まわり流れに対するデカルト格子仮想流束法の適用に関する基礎研究”,京都工芸繊維大学,2017年2月.
【修士論文】 “デカルト格子仮想流束法による翼近傍流れの数値解析”,京都工芸繊維大学,2019年2月.
【国内会議発表】
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