橋本 翔吾  卒業論文:仮想流束法を用いた低レイノルズ数領域における最適翼形状に関する数値解析
研究概要

 本研究では,デカルト格子上で物体形状を表現することのできる仮想流束法を用いることによって,低レイノルズ数流れにおける翼まわり流れの解析を行った.基礎方程式には2次元疑似圧縮性ナビエ・ストークス方程式を用い,翼形状の表現には仮想流束法を用いた.検証問題として,2次元固定円柱まわりの定常,非定常流れの解析を行い,計算コードの信頼性を確認した.翼まわり流れの解析は,最大翼厚が翼弦の7.5%の上下対称翼,NACA0012翼,NACA0024翼,最大翼厚が翼弦の7.5%の翼にキャンバーをつけた翼をモデル化し,翼面上の圧力係数分布,揚抗比の算出を行った.また,それぞれの翼に迎角を与えた解析を行い,得られた結果についての考察を行った.

研究業績等

 【卒業論文】

 “仮想流束法を用いた低レイノルズ数領域における最適翼形状に関する数値解析”,京都工芸繊維大学,2018年2月.

 

Memberのページに戻る

 

トップページに戻る