森田 弦哉  卒業論文:3次元正方形ダクト内流れに対する格子ボルツマン法の適用
研究内容

 本研究は,3次元正方形ダクト内流れの数値解析を3通りの格子モデルで行い,その信頼性を確認,比較することを目的としている.基礎方程式は格子ボルツマン法を用い,計算時間を短縮するために周期境界条件を設定した.まず,基礎方程式と周期境界条件の計算コードの信頼性を検証するため,2次元平行平板間流れの解析をD2Q9(2次元9速度)モデルを用いて行った.次に,3次元正方形ダクト内流れの解析をD3Q15(3次元15速度),D3Q19(3次元19速度),D3Q27(3次元27速度)の3通りの格子モデルを用いて行い,それぞれの結果について考察を行った.その結果,D3Q15およびD3Q19モデルでの解析では,流れ方向と直交する向きに流れが生じることが確認できた.D3Q27モデルでの解析では確認されなかったが,計算コストが最も高いことがわかった.

研究業績等

 【卒業論文】

 “3次元正方形ダクト内流れに対する格子ボルツマン法の適用”,京都工芸繊維大学,2017年2月.

 

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