藤井 俊  卒業論文:仮想流束法による分岐管内流れの数値解析
研究概要

 本研究では,血管分岐部を模擬した二次元分岐管を再現し,血管の分岐部の形状が分岐管内の血流に与える影響について考察を行った.支配方程式には格子ボルツマン法を用い,また任意の形状物体の再現については仮想流束法を用いた.まず,計算コードの信頼性を確かめるために検証問題として二次元平行平板内部流れ,二次元固定円柱外部流れの解析を行った.次に二次元分岐管内部流れの解析を行い,圧力勾配と壁面せん断応力を指標として,血管病変発症の危険性をもつ分岐角度を調査した.

研究業績等

 【卒業論文】

 “仮想流束法による分岐管内流れの数値解析”,京都工芸繊維大学,2015年2月.

 

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