内田 晃輝  卒業論文:デカルト座標系における仮想流束法を用いた翼まわり流れの数値解析
研究概要

 本研究では2次元圧縮性オイラー方程式と仮想流束法を用いて,翼まわり流れの流動現象を数値シミュレーションより再現することを試みる.基礎方程式に2次元圧縮性オイラー方程式,形状境界面の再現には仮想流束法を用いた.2次元圧縮性オイラー方程式の計算コードの信頼性を衝撃波管問題によって検証した.また,計算時間短縮を図るため不等間隔格子を用い,同様に衝撃波管問題によって検証した.NACA0012翼を仮想流束法によって再現し,迎角変化に伴う揚力係数の変化および翼表面における圧力係数の算出を行った.本研究で作成した翼型において,得られた揚力係数および圧力係数は理論解と定性的に一致が見られた.

研究業績等

 【卒業論文】

 “デカルト座標系における仮想流束法を用いた翼まわり流れの数値解析”,京都工芸繊維大学,2013年2月.

 

 【国内会議発表】

  1. 内田晃輝,福井智宏,森西晃嗣,“直交座標系を用いた翼まわりのシミュレーション”,日本機械学会 関西学生会 平成24年度学生員卒業研究発表講演会,p. 8-19,大阪,2013年3月.

 

 【受賞】

  1. 平成24年度 関西学生会 卒業研究発表講演会 BPA(Best Presentation Awards),“直交座標系を用いた翼まわりのシミュレーション”,日本機械学会,2013年3月.

 

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